【就活生・新社会人向け】日本経済新聞(日経新聞)の読み方
就活生と新社会人向けに、私の日本経済新聞の読み方をお教えします。
あくまで私の読み方であり、正解の読み方ではありません。
全ては読まない
まず、日経新聞の全てを読もうとはしません。そんな時間はないし集中力も続かないからです。 朝日新聞の場合、見出しや写真を除いた記事部分の文字数は約18万文字もあり、新書1冊に収まらない分量です。 毎日全て読むことが大事なのではなく、業界の流れを追うように習慣付けして読んでいくことが重要となるので、15分や30分等、自分の負担にならない時間で新聞を読むようにして情報を追うことが重要なのです。
新聞の構造
新聞記事の最初には見出しとリード文、その後に本文があります。 見出しにはその記事のタイトル、リード文には概要が書いてありますが、先程の通り必ずしも本文の一語一句まで細かく読む必要はありません。 新聞を読む際には、見出しやリード文を読んだ上でどの記事を最後まで読むか決めて選択的に読むのが効率的と言えるでしょう。
要約と相対化
人に意見を伝えるとき、要約力があるとないとでは伝わり方もガラッと変わってしまいます。記事を読みながら、頭の中で内容を要約するのはこの要約力を上げるのにおすすめです。新聞の文章自体も主語述語がしっかり書かれ、かつ余分な言葉を省いたものなので、本文自体が文章構成の勉強になります。
仮説を立てて読む
新聞記事の形式的な構造としては先程のように見出し、リード文、本文がありますが、内容としての構造としては事実、背景、そしてこれからの動向について、書いてあります。 ニュースを定期的に読んでいくと、その業界の最近の傾向をリアルタイムに追うことになるので、次はどのような動きが予想されるかといった仮説を立てながら読むと、より業界の背景の理解に繋がります。
更には、咄嗟に自分の意見を求められた際の対応力も磨けるので、新聞を呼んだあとに自分の意見を考える習慣をつけるのはおすすめです。自分の意見やアイデアを掘り起こすことが重要なので、最初は時間がかかっても大丈夫です。慣れてきたら徐々に時間を短くしてみましょう。